家づくりでは、夫婦間での意見の相違が生まれることも少なくありません。
今回は、我が家が家づくり中に直面した揉め事と、それをどのように解決したかについてお話しします。
これらの経験が、同じような状況にいる方々の参考になれば幸いです。
家づくり中の揉め事の具体例
私たちの家づくりでは、基本的にインテリアの好みが近いこともあり、大きな衝突は少なかったのですが、それでもいくつかのポイントで意見が分かれることがありました。それでは、具体的にどのような揉め事があったのか見ていきましょう。
費用をかけて外観にこだわるべきか
最初の揉め事は、エアコンの室外機のホースの延長に関するものでした。構造上、どうしても家の正面に室外機が来てしまうため、妻は外観にこだわり、ホースを延長して家の横に室外機を置くことを希望しました。しかし、その費用が4万8千円もかかるため、私は悩みました。
最終的には、妻のプレゼンテーションで納得しました。私も外観は重視していたので、室外機一つで全体のデザインが台無しになってしまう可能性もあるという懸念があったのです。
結果的に、ホースを延長したことで、外観もスタイリッシュになり、やって良かったと思っています。
どちらかしか使わないものの導入
次の揉め事は、洗面所の鏡の大きさに関するものでした。
妻はメイクのために大きな鏡を希望し、私はそこまで必要か?と思いましたが、最終的には妻に任せることにしました。よく使うほうが決めればいいんじゃないかと思ったからです。
洗面所のデザインは妻が決めたことで、非常におしゃれな仕上がりになりました。
窓の位置と数
また、窓の位置と数についても揉めました。妻は南側に明り取りの窓が欲しいと言い、私は窓がない方がおしゃれだと主張しました。最終的には、間を取りながら最低限の窓を設置することで合意しました。
おしゃれな窓枠や配置を参考画像を提示しながら提案してもらい、納得してもらうことができました。
間取りの決定
間取りについては、理想の間取りを見つけるのに苦労しました。モデルハウスを何件も見学し、100件以上の間取り図を調べましたが、なかなか決められずにいました。
その際、妻に「諦めるな」と励まされw
最終的に妥協せずに理想の間取りを実現することができました。
揉め事を回避するための対策
以上のように、家づくり中にはさまざまな揉め事が発生しますが、我が家ではいくつかの対策を講じてこれらの問題を回避しました。その方法を以下に紹介します。
優先順位を決める
まず重要なのは、各項目の優先順位を決めることです。リビングや間取り、外観など、どの項目に何を重視するかを明確にしておくことで、納得しやすくなります。
例えば、外観にこだわることが重要であれば、迷ったときは外観重視!と話し合い、共通理解を持つことが大切です。
役割分担
次に、役割分担をすることも効果的です。私たちは、壁紙やキッチンなどの選定をそれぞれ担当することで、負担を減らしました。
これにより、相手の担当に干渉せず、自分の好きなように進められるため、ストレスが軽減されました。
プレゼンテーションを活用する
また、意見が分かれる場合には、相手に納得してもらえるようプレゼンテーションを行うことが有効です。
自分が気に入っているアイデアやデザインについて、しっかりとした理由、参考画像を持って提案することで、相手の理解を得やすくなります。
メリット・デメリットの比較
生活を想像しながら、選択肢のメリットとデメリットを比較することも重要です。例えば、間取りを決める際に、実際に生活するシーンを想像しながら話し合うことで、より具体的なイメージを共有できます。
第三者の意見を聞く
最後に、どうしても決着がつかない場合には、第三者の意見を参考にすることも一つの手です。家を建てた経験がある人や専門家の声を聞くことで、新たな視点を得ることができます。
まとめ
家づくりは、楽しさと同時にさまざまな挑戦が伴うプロセスです。夫婦での意見の相違は避けられないことですが、適切な対策を講じることで、スムーズに進めることが可能です。私たちの経験が、皆さんの家づくりに役立つことを願っています。