快適で機能的な玄関を作り上げるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
ストレスゼロでこだわりの玄関を実現するためのアイデアを紹介します。
広々としたポーチの設計
玄関周りを決める上で、まず譲れなかったポイントは「ポーチを広くする」ということです。
ポーチは、玄関の前にある庇のあるスペースで、直射日光や雨風を防ぐ役割があります。私たちの家では、ポーチの横幅を約4メートル確保しました。
この広さを持たせることで、雨の日でも家族が並んで傘を閉じたり開いたりでき、喧嘩になることもありません。
また、三輪車やベビーカーを置くスペースも確保できるため、実用性も高まります。広いポーチは、インテリアやエクステリアを楽しむ選択肢も広げてくれます。
玄関フックの設置
次に、我が家で譲れなかったポイントは「玄関フックをつける」ことです。
このフックは、濡れた傘や買い物袋を一時的にかけておくのに非常に便利です。帰宅時に差し入れがかかっていたり、犬のリードをかける場所としても役立ちます。
フックの設置により、玄関周りに物をかける場所ができると、日常生活が格段に便利になります。
色の選択肢も豊富なので、家の雰囲気に合ったものを選ぶことができます。
タッチキーの導入
玄関をタッチキーにすることも、我が家の大きなこだわりの一つです。
帰宅時に両手が荷物でふさがっていると、鍵を探すのがストレスになります。このタッチキーをカバンに入れておけば、ボタン一つで鍵の開け閉めができます。
また、リモコンのボタンを押すだけで鍵を開けることができるので、離れた場所からも操作可能です。
便利さを実感していますが、近くに置いておくと警告音が鳴ることが少し煩わしい点です。
人感センサーによる照明の自動化
玄関の照明を人感センサーにすることで、夜帰宅した際に真っ暗な玄関に悩まされることがなくなりました。
両手に荷物があるときにスイッチを探すストレスも軽減され、安心感が増します。
ポーチの照明も人感センサーにしているので、宅配業者が来た時などに自動で点灯します。電気の消し忘れがないのも大きな利点です。
全身鏡の設置
家を出る前の身だしなみチェックができる全身鏡を設置しました。
風水を気にしないタイプですが、ドアから入って真正面に鏡があるのは良くないと言われています。
しかし、壁掛けにすることで場所も取らず、非常に便利です。全身鏡を設置する際は、下地を入れてもらうと安心です。
玄関にベンチを設置
玄関にベンチがあると、靴を脱いだり履いたりする時に便利です。
また、宅配便を一時的に置いたり、植物を飾ったりするスペースとしても役立ちます。
このベンチは、床材と同じ木材で作ってもらったので、統一感があります。持ち運びもできるので、バーベキューなどの外での使用も可能です。
シューズクローゼットの設計
玄関から入って右手側にはシューズクローゼットを設けました。広さは1.5畳で、可動棚が2面と有孔ボードが1面あります。
この有孔ボードが非常に優秀で、ハサミやほうきなどの細々した物を吊り下げておけるため、日常的に使うものをすぐに取り出せます。
将来的には、雨合羽やアウター、帽子をかけるスペースも考えています。
後悔ポイント
ここからは、少し後悔ポイントになります。
まず一つ目は、昼間の玄関が暗いことです。明るさが足りず、もう少し光が入るようにすれば良かったと感じています。
次に、シューズクローゼットが思った以上に狭かったことです。
子供の道具や趣味の物が増える中で、収納スペースが不足しています。外に物置を購入し、外で使うものを収納しています。
以上が我が家の玄関の良かった点と後悔ポイントです。
自動化された機能は非常に便利です。ぜひこれらのアイデアを参考にして、快適な玄関作りを楽しんでください。