
「塗り壁って実際どれくらい持つの?」「メンテナンスってどうするの?」
外壁に塗り壁を採用しようか迷っている方、またはすでに採用した方なら一度は気になるはずです。今回はマイホームを建てて5年が経過したぽこほーむが、Sto(シュトー)塗り壁のリアルな耐久性と、まさかのメンテナンス失敗談をお伝えします。
塗り壁に高圧洗浄機を使うのは絶対にNGです。実際に外壁がボロボロになった実例を写真付きで解説します。
なぜ外壁に塗り壁(Sto)を選んだのか

塗り壁を選んだ理由は一言で言えば「見た目への憧れ」でした。おしゃれなカフェや建物を見ると外壁が塗り壁のことが多く、「マイホームを建てるなら絶対に塗り壁にしたい!」という思いがありました。
塗り壁の種類の中でもSto(ドイツ発のブランド)を選んだのは、ヨーロッパで広く使われており耐久性が高いという情報をインスタで見かけたから。マットな質感も好みで、「メンテナンスも楽」という評判も後押しになりました。
・ヨーロッパで広く採用されている実績
・マットな質感でおしゃれな見た目
・「メンテナンスが楽」という評判
・他の塗り壁材と比べて耐久性が高いとされていた
ハウスメーカーの担当者からは「塗り壁はお金もかかるし耐久性もそこまでよくない」と言われていましたが、それでも見た目を優先して採用を決断しました。
5年住んでわかった!Sto塗り壁のリアルな耐久性
結論から言うと、「メンテナンスフリー」とは程遠い状況になっています。具体的に起きたことを時系列でまとめます。
① ひび割れ(1年以内)

最初のひびは入居から1年以内に発生。窓枠との継ぎ目部分から出始め、塗り壁と異素材の接合部が弱点になっていました。
補修してもらうたびに補修部分だけ色が濃くなって目立つという悩みも生まれました。「直してもらったのになんか汚く見える…」というのが正直な感想です。
② 錆の浮き出し(2年目ごろ)

その後、内側の金属素材から出たと思われる茶色い錆がポツポツと浮き出てきました。
建てて2年でこの状態になるとは想定外でした。よく見ると壁のあちこちに小さな錆の点が出ており、近くで見るとかなり目立ちます。
③ 色あせ(徐々に進行)

南向きで日当たりが良い面のため、最初は深いコバルト系のブルーグレーだったのが、5年でもやがかかったような薄い色に変化してしまいました。
屋根の影になっている部分はほぼ変化がないことから、直射日光の影響が大きいようです。写真でもその差がはっきりわかります。
・ひび割れ:入居1年以内〜(窓枠周辺が特に弱点)
・錆の浮き出し:2年目ごろ〜
・色あせ:徐々に進行(南面は特に顕著)
・補修のたびに補修部分だけ色が違って目立つ
【衝撃】高圧洗浄機で外壁がボロボロになった話
ある時、謎の斑点状の汚れが壁に出始めました。ハウスメーカーのアフター担当者に相談したところ「まずブラシで洗浄、ダメなら高圧洗浄機を」とアドバイスされました。
本来、塗り壁に高圧洗浄機はNGと知っていましたが、プロのアドバイスということで実施することに。まずブラシ洗浄で汚れは落ちたものの表面がムラに。「全面は高圧洗浄で」ということになり、約2時間かけて全面洗浄を実施しました。


その結果…外壁の表面が削れて、まるで抽象アートのような仕上がりに。汚れが落ちるどころか、壁そのものがボロボロになってしまいました。
塗り壁(特にStoなどのマット系)に高圧洗浄機を使うのはNG!
プロのアドバイスでも鵜呑みにせず、使用前にかならずメーカーに確認してください。
幸いハウスメーカーが責任を持って塗装での補修対応をしてくれることになりましたが、塗装後は質感が変わる可能性もあるとのこと。憧れて選んだマットな塗り壁が別の質感になるかもしれないのは複雑な気持ちです。
塗り壁を採用する前に知っておきたいこと
5年間の経験を踏まえ、塗り壁の採用を検討している方へ伝えたいポイントをまとめます。
・ハウスメーカーが塗り壁の施工実績が豊富かどうか確認する
・正しいメンテナンス方法を契約前に明確にしておく
・高圧洗浄機は使えないことを念頭に置く
・日当たりの良い南面は特に色あせが早い
・異素材との継ぎ目(窓枠など)はひびが入りやすい弱点
・補修のたびに色が変わる可能性がある
後悔しないためには、事前に複数のハウスメーカーから情報を集めることが大切です。塗り壁の施工実績が豊富な会社に頼めば、適切なメンテナンス方法も教えてもらえます。タウンライフ家づくり(無料一括見積もり)なら希望条件を入力するだけで複数社を無料で比較できます。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 外壁材 | Sto(ドイツ製塗り壁) |
| 1年以内 | 窓枠周辺にひび割れ発生 |
| 2年目 | 茶色い錆が浮き出し |
| 5年後 | 色あせが顕著・謎の斑点出現 |
| 最大の失敗 | 高圧洗浄機で外壁表面がボロボロに |
見た目のおしゃれさは本物。でもメンテナンスは想像以上に繊細です。高圧洗浄機は絶対にNG、正しいお手入れ方法をハウスメーカーと事前に確認しましょう。



